角型じゃかご
ふとんかご
ふとんかごとは、角型じゃかごの事を言い、災害復旧等の現場で使用される仮設工法の一つです。
JIS規格で定められたひし形金網製のかご状構造物の内部に、自然石、砕石などを中詰めして、河川・治山等の工事に使用する伝統的工法です。
ふとんかご 規格
部材規格
単位 mm
金網 |
網目 |
線径 |
仕様 |
ひし形金網 |
130 |
Φ3.2、Φ4.0 |
亜鉛めっき鉄線
(3種めっき:SWMGSー3) |
※ 上記以外の寸法・仕様をご検討の際は、別途
お問い合わせ下さい。
寸法規格
単位 mm
高さ H |
幅 B |
長さ L |
500 |
1200 |
2000 |
3000 |
4000 |
ふとんかご 用途
- ふとんかごは簡易構造のため、仮設資材として取り扱われております。
本設資材をご要望の場合はこちらをお勧めします。
ふとんかご 設計条件
- ふとんかごは背面に大きな土圧が発生する箇所には適用できません。
- 適用直高H2.0m以下
適用直高を超える場合や盛土等のように土圧が発生するような箇所を検討される場合はこちらをお勧めします。
- 砕石(小粒径20~40㎜)を中詰材に利用する場合はこちらをお勧めします。
- 河川での適用を検討する場合は、かごマットの適用範囲、技術基準を御覧下さい。
基本的には「掃流-籠詰め」モデルにより、中詰め材が無次元掃流力に耐え得る設計を行うものとします。
→ かごマット多段積み技術資料ページ
- 河川堤防ドレーン工等をご検討の場合は各々の要求性能に最適な各種工法をお勧めします。
河川堤防ドレーン工
護岸の根固工、護床